室内の空気の質について
食べ物や水だけでなく、体内に取り込む物質で忘れてはいけないのが「空気」です。空気は目には見えなくてもそこに存在し、常に呼吸をすることで体内に取り込んでいます。大気汚染やハウスダストなどが問題視されている今だからこそ、食べ物や水と同じように空気の質にもこだわりませんか?
空気は何もしなくても汚れていく
毎日の生活では、食べ物や水よりも10倍以上の空気が体内に入っています。摂取する空気の中でも、大半を占めているのが住宅の空気です。しかし、日頃から家族皆が吸っている空気は本当にキレイですか?
花粉や黄砂、PM2.5などの大気汚染物質、エアコン内部に溜まったカビや微生物、ペットの毛や寝具などに付着したダニやノミ、調理の際に発生した煙や湿気など、様々な要因により何もしていなくても室内の空気は汚れてしまいます。
子どもは大人の2倍空気を吸っている?
汚れた空気を吸っていると考えると、健康への影響が気になります。しかも、大人より子どもの方が空気の影響を受けやすいことが分かっています。
子どもは大人よりも身体が小さいので、空気の摂取量も少ないと思われがちですが、体重1kg当たりで比較すると、なんと子どもの方が約2倍も多くの空気を吸い込んでいます(※)。
また、空気中の汚染物質は低いところに溜まりやすい傾向があるため、体格の小さい子どもへの影響が懸念されているのです。空気中の汚染物質の影響で何らかのアレルギーが発生する子どもも増えているので、家族を守るためにも空気の質にはこだわることをおすすめします。
※東京都福祉保険局「化学物質の子供ガイドライン(室内空気編)」を参考にしています。
空気の質を決定づける要素
空気の質は、汚染物質の量だけで決まるものではありません。空気の「清浄度」に加え、「温度」「湿度」「気流」の4つの要素がバランス良く整っていることが、空気の質を決定づけます。この中のどれかがバランスを崩してしまうと、様々な汚染物質が空気中に溜まって、家族の健康に悪影響を招いてしまいます。そのような事態を防ぐためにおすすめしたいのが、全館空調システム「エアフル」の導入です。